2023年04月08日
こんにちは!
福島鳥谷野教室の菅野です。
この度は、ご入学と進級おめでとうございます!
今年は満開の桜で彩られた素敵な入学式になりましたね♪
福島鳥谷野教室にも新1年生が数人来ていますよ。
担当のスタッフが付きながら絵カードや個別ボードを使って、入室対応、教室のお約束確認、スケジュールの確認、切り替えの促し等を丁寧に行っています。
“お子様の特性が見えてきたら対応を変えていく”という作業を繰り返し行い、より良い支援ができるよう心掛けています。
さて、春休み最終日の本日は、午前中に「すてむぼっくす」を実施し、午後に「入学・進級お祝いパーティ」を開催します!
「すてむぼっくす」とは、STEAM教育と呼ばれるプログラミングや理数・工学分野の知識と教育方法を活用し、お子様の自立や成長を促す「プログラミング療育」のことです。
理数系が苦手でも、予備知識がなくても楽しく取り組むことができますが、未就学児~小学校低学年のお子様には、より内容が易しい「すてむぼっくすジュニア」を実施しています。
今回「すてむぼっくす」では、色が見える仕組みや色相について実践も交えて学び、指示書を見ながらブロックで色相環ルーレットを作りました。
1人でサクサクと作り上げる子から指示書の見方も分からない子まで様々ですが、分からない時は挙手をしてスタッフに伝え、補助してもらうというお約束で取り組んでいます。
占い要素を含んだオリジナルルーレットなど、楽しく参加していましたよ。
制作時間が終わると振り返りを行い、みんなに発表をしたら全て自分たちで片付けて終了となります。
「すてむぼっくすジュニア」のテーマは『ふくらむ・しぼむ』でした。
ビニール袋や紙袋、風船に空気を入れて膨らませ、絵を描いて膨らむオバケを作りました。スタッフと作り方を確認しながら完成させると、たくさん膨らませて楽しんでいましたよ♪
最後に発表の内容を提示し、簡単に発表をしたら、ジュニアでも自分たちでお片付けをして終了しています。
昼食、食休みの後は、30分間の学習時間を設けています。
学習が終わると、お待ちかねのお楽しみ活動です!
本日は運動時間がなかったので、まずはレクリエーションを行いました。
「だるまさんの1日」や「ジェスチャー伝言ゲーム」で楽しく体を動かしましたよ。
休憩を挟み、みんなで会場準備やお菓子、飲み物の準備をしました。
スタッフの「かんぱ~い!」で、入学・進級お祝いパーティが始まりました。
いつもより豪華なお菓子がたくさん出されてニコニコ笑顔の子どもたち(^^)
たわいのない話をしながら美味しそうに食べていました♪
途中、スタッフから“好きな学校行事は?”“好きな給食のメニューは?”などのインタビューが始まり、みんな元気に答えていましたよ。
違う学校のお友達の話を聞いて「ええ~!」と驚いているお友達もいました。
新しいお友達も迎え、また1年みんなで仲良く過ごせたらいいなと思います♪
2023年03月18日
皆さんこんにちは。福島大森教室の今野です。
本日は福島南体育館の研修室をお借りして、ミライム合同卒業パーティーを開催しました。
最近は暖かい日が続きましたが、今日に限って朝から雪が降っていました。
あいにくの天気とはなりましたが、寒さにも負けず巣立っていく子どもたちを盛大にお祝いする機会となりました。
今回は、春から小学校へ入学されるお子さん、小中学校を卒業するお子さん、高校を卒業して進学するお子さん…など、様々な形で「卒業」を迎えるお子さんが会場に集まってくれました。
また、今年度をもってミライムを卒業するお友達も駆けつけてくれて、多彩な顔ぶれが揃いました。
各教室とはzoomで繋がり、会場の様子を伝えています。
卒業生の皆さんには直接会えずとも、画面を介してお祝いの言葉を伝えていました。
はじめの言葉や、乾杯のあいさつなどを大森教室のお子さんが担当しながらパーティーが進められました。
まずは今後の抱負についての発表です。
小中学校を卒業するお友達を代表し、各教室から1名ずつ選ばれたお子さんが前に出て発表しました。
大森教室からも、中学校への入学を控えたお子さんが代表として壇に立ち、小学校での一番の思い出や、中学校で頑張りたいことなどを話してくれました。
「大勢の人たちを前にして緊張するかな?」
…といった心配をよそにして、胸を張って今後の抱負を述べる姿に頼もしさを感じました。
重要な場面で輝く資質は、教室での普段の様子だけではわからないものですね。
その後は卒業生が一名ずつ名前を呼ばれ、岡部社長から記念品を受け取っていました。
中身はフリクションボールペンです。進学先での学習に、ぜひお使いください。
パーティーも後半にさしかかると、いよいよミライムから卒業する4名のお子さんが登壇し、ミライムのみんなに向けて一人ずつ簡単なスピーチをしました。
みなさんユーモアを織り込みつつ後輩を励ましてくれました。
スピーチ後は、"ミライム免許皆伝"の授与式が行われました。
証書には、それぞれの卒業生に向けられた言葉が書かれています。
ミライムでのエピソードや、本人の人柄などを交えた文面に、時折笑いも起こりつつ授与式が進められました。
岡部社長から証書と記念品を直接手渡しされ、その後は一人ずつ記念撮影をおこなっています。
みなさんご卒業おめでとうございました。
春からはそれぞれ新しい環境に身を置くこととなりますが、ぜひミライムで培った経験を忘れないでくださいね。
2023年02月25日
こんにちは。福島大森教室の今野です。
本日の大森教室では、防災訓練を実施しました。
東日本大震災の3月11日を来月に控え、今回は大地震を想定した訓練内容にしました。
「午後、どこかのタイミングで地震の警報を鳴らすよ。」
と、子どもたちの入室時にスタッフから伝えています。
完全な抜き打ちではないものの、地震はいつ起こるかはわからないという緊張感を少しでも持たせるために具体的な時間だけは曖昧にしました。
「警報が鳴ったら?どうしたらいい?」
スタッフから子どもたちに尋ねてみると、「机の下に隠れる」「身の安全を守る」といった回答が素早く挙げられました。
やはり学校で何度も訓練を経験しているだけあって、どのように行動するかしっかり頭に入っている様子でした。
さて昼食後…
子どもたちは学習に取り組んだり、学習を終わらせてフリースペースで遊んでいます。
「緊急地震速報です、強い揺れに警戒してください!」
13時50分、スタッフが訓練用のアラームを鳴らしました。
緊張に満ちた音が教室に響き渡ります。
あらかじめ聞かせられていたものの、やはり最初は驚いて周りを見渡す子どももいましたが、全員が近くにあったテーブルや机の下に潜り込み、頭を隠す行動がとれました。
1分半ほど鳴らし続けてスタッフが揺れのおさまりを判断すると、子どもの人数確認をとったのち、指定された場所まで避難します。
大森教室の場合は、200mほど西にあるセブンイレブンが避難場所です。
外に出てテンションが上がらないかな、列に並んで行動できるかな、とスタッフとして心配な面もありましたが、そんな心配は無用なほど皆さん真面目に取り組んでいました。
教室に戻った後は、スタッフからお話をしました。
防災として何をするべきかといった講話のほか、スタッフ自身が被災したときの記憶や体験談を子どもたちに伝えています。
後半は非常食の試食会です。
教室に備蓄してあった非常食を実際に開封し、パンやご飯などをどのようにしたら食べられるか実践しました。
「地震が起こったらお湯は手に入るのかな」「食べるともっと水が欲しくなるね」と感想を話し合い、もしもの場面を想像しながらの試食会となりました。
大森教室には高校生のお子さんも通っていますが、2011年3月11日の時点では小学校に入学していない年齢です。
小中学生にいたっては、そもそも記憶に残っていない、生まれていないというお子さんがほとんどです。
大人の私たちの記憶に深く刻まれた被災の体験を、子どもたちに伝える機会が今後ますます必要になってくると思われます。
防災への取り組みはもちろんのこと、震災のとき何が起こったのか・何をすべきだったのかを伝えられる機会になりました。
2023年01月21日
こんにちは。福島大森教室の今野です。
入学試験シーズンが本格的に始まりました。
受験生の多い大森教室でも緊張感が漂いはじめ、表には出さずとも内面では不安でいっぱいな様子のお子さんも見受けられるようになりました。
学習時間でも学校からの宿題だけではなく、受験に向けた勉強や面接練習に取り組むお子さんが増えています。
そんな大森教室ですが、今日は気分を切り替えて映画鑑賞会を行いました。
昼食休憩が終わると、みんなで鑑賞中に食べるためのポップコーンを作ったり、ジュースの用意を分担しておこなっています。
いつもはスタッフが子どものリクエストなどを聞いたうえで鑑賞する作品を決めています。しかし今回はいくつかの作品をピックアップした中から、子どもたちの投票によって選びました。
(1)神在月のこども
(2)映像研には手を出すな!(1~4話)
(3)僕のヒーローアカデミア ヒーローズ:ライジング
「どれも気になる!」といって、選ぶのに迷うお子さんもいましたが、最終的に投票で決定したのは「(1)神在月のこども」でした。
本作は2021年公開のアニメ映画で、12歳の女の子が主人公のファンタジー作品です。
ある過去が原因で走ることができなくなった主人公が、神への供物を届けるために出雲まで旅をします。彼女は亡くなった母親との再会を夢見て出発しましたが、道中で遭遇するさまざまなハプニングを通して、やがて走ることを取り戻していくという物語です。
ところどころに日本の神話や概念的な説明も挟まれて、子どもたちにとってはやや難しめの内容となり、なかには途中で飽きてくるお子さんもいました。
ところが映画も終盤になってくると、目的に向かってひたすら駆け抜ける主人公の姿を真剣な眼差しで見ている様子でした。
苦難を乗り越えようとしている、つらい過去に引きずられないよう奮闘する主人公の姿に、惹かれるものがあったのだと思います。
1時間45分程度のいつもよりやや長めの内容でしたが、ピリピリとした日々から少しだけ離れて、物語に没入する機会になりました。
鑑賞会が終わるとフリータイムに入りました。
いつものように学習に取り組んだり、人を集めてカードゲームなどを始めています。
中には高校生のお子さんを中心に、送迎車両の洗車をおこなってくれるお子さんもいました。
秋頃までは頻繁におこなっていた洗車活動ですが、寒い時期に入ってからはなかなか洗うことができないままでした。
蛇口にホースを繋げて水を出してみると...
「うわっ、冷たっ!」「これは無理だよ!」
と、元気いっぱいな高校生たちも水の冷たさにビックリしている様子でした。
手がかじかみながらスタッフと協力して取り組み、今日のところは簡単に洗うだけで終わらせました。
ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
進路が決まってくる季節。
緊張の連続かもしれませんが、気負いすぎず、適度にストレスを発散させながら乗り切りましょう。
2022年12月19日
こんにちは。
株式会社ミライムフォーラムの菅原です。
12月17日(土)に障がい児成長支援協会会長の山内康彦先生をお招きし、福島県青少年会館にて「第13回特別支援教育講演会」を開催致しました。
前回に引き続き、感染対策を万全に行いながらの開催となりました。
今回も満席に近いほど沢山の方々にお越し頂きました。
今回の講演会も3部構成で開催されました。
1.『進級・進学を前に今から準備するべきこと』
○小学校入学前にすべきこと 〇中学生入学前にすべきこと
〇高校・高等部入学前にすべきこと
2.『保護者から多く寄せられる30個の悩みを具体的に解決』
〇園や学校との連携 〇進路・進学・就労
〇手帳のメリット・デメリット 〇告知の時期と仕方
3.『特別支援が必要な子どもの思春期の話』
〇性の話をどうするか 〇将来の自立の話をどうしていくか
〇お金や財産をどう残していくか
参加されている皆さんは、一生懸命メモを取りながら聞き入っていました。
講演会後、2日間に渡り個別の療育相談が行われました。
30分と短い時間でしたが、保護者様に寄り添いながら的確なアドバイスをして下さっていました。皆さんは気持ちが晴れたような表情をして帰られていました。
また、山内先生の講演会は来年の7月に予定しておりますので、是非足を運んで頂ければと思います。
最終日の午後からは山内先生による職員研修や、子ども達へのセッションも実施されました。
短い時間ではありましたが今後に生かせるお話を聞くことができました。
今回学んだことを早速実践していき、精進してまいります。
今後とも、皆様のご理解・ご協力のほど宜しくお願い致します。