2023年06月02日

虐待防止研修会/株式会社ミライムフォーラム

虐待防止研修会/株式会社ミライムフォーラム こんにちは。株式会社ミライムフォーラムの八巻です。

今回は、スタッフ研修についてご報告します。

令和4年度、厚生労働省より障害福祉サービス事業所への「虐待防止委員会」の設置が義務付けられました。ミライムでも早々に「虐待防止委員会」を立ち上げ、年3回ほど研修を開催しております。

先日、今年度1回目の虐待防止研修会を鎌田教室に於いて行いました。


ふくしま障害者虐待防止センター/ふくしま基幹相談支援センターから畠一眞様を講師にお招きして、障害者虐待防止について学びを深めました。

虐待防止研修会/株式会社ミライムフォーラム 研修では、虐待の概要について座学と、グループワークを行いました.

グループワークでは、「日頃の業務内容を振り返ってみて、適切とは言い切れない支援を出し合って検証してみよう‼」というテーマに基づき、所属教室が違うスタッフ同士が3人1グループに分かれて話し合いました。

各グループとも、各自で選んだ事例について、どう思ったか、課題は、解決策は、と順を追って考えていきました。

私のグループでは、「支援者の大きい声」について考えました。
「大きい声はそれだけで怖い」「遊びが盛り上がってつい声が大きくなってしまうときがあるかも」「怪我や命に係わるときは仕方ないのでは」など、少人数なので意見も口にしやすく、また様々な意見が出されました。

「でも、子ども(支援を受ける側)が安心できなければ適切な支援と言えないよね」「支援を受ける、受けないに限らずみんなが安心して過ごしたいね」

「じゃあ、どうすれば大きな声を出さずに済むようになるかな?」
「自分で気が付けない時は、周りのスタッフに教えてもらうことができるよね」
「対象者の近くに行って声をかけれれば小さな声ですむね」

などなど、身近な具体例からたくさんの気づきを得ることができました。


いつもは明るく元気いっぱいのスタッフが、真剣な表情で、相手の話に耳を傾けたり、思いがけない意見に、うーんと悩みながら言葉を紡ぎ出す姿がありました。学ぶって楽しい。素敵な事ですね。


グループワークの後、「どこからが虐待かと問われれば、適切なケア以外は全て虐待です」「場合によっては抱っこでも、触法する場合があります」という畠先生のお言葉があり、ハッとさせられました。
普段何気なくしていることの中にも、もしかしたら相手を不安な気持ちにさせてしまったり、自由を必要以上に制限してしまっていることがあるのかもしれないということを、常日頃から自覚していることが大切なのだと思いました。


グループワークで取り扱った、それぞれのエピソードと、不適切だと思った点、その要因等、グループワークの中で気づいた(気づく事ができた)内容については、全資料を集約して、ミライム各教室に配布し、スタッフ全員で目を通し共有します。

また、畠さんから「適切とは言い切れない支援」の具体的な事例集を提示いただいたので、その資料も各教室、全スタッフに周知、共有することで、普段の自分の支援を顧みたり、子ども達にとってより良い支援とはどんなものかをスタッフ同士で改めて考え、知識とスキルをアップデートして、日々の療育に活かしていきたいと思います。


2023年06月01日

リハビリ専門職についての勉強会/株式会社ミライムフォーラム

リハビリ専門職についての勉強会/株式会社ミライムフォーラム こんにちは。株式会社ミライムフォーラムの佐藤です。

子ども達も集まる前の午前中に、リハビリ専門職についての勉強会が福島市中央学習センターにて開かれました。

今年度より、週に1回リハビリ専門職チームが集まり、それぞれの専門分野を活かしながら各教室を見て回る活動を行っています。この勉強会は作業療法士としても活躍されている田中善信先生にお願いし、リハビリ専門職の支援などついてお話ししていただきました。

この勉強会は計11回予定されており、第1回となる今日は、

(1)リハビリテーション専門職の紹介(特徴と違い)
(2)児発・放デイにおけるリハビリ専門職の役割とは?
(3)児発・放デイでの専門職の活かし方
(4)今後の展望

上記4つについてのお話しです。

リハビリ専門職についての勉強会/株式会社ミライムフォーラム 始めに、リハビリ専門職【理学療法(PT)・作業療法(OT)・言語聴覚(ST)】の特徴から説明して頂きました。

3職種あるリハビリでも、専門分野が違います!
どの分野に詳しいのか・気になったことをどのような視点から見ているのかなど、実際にミライムであった事例を基に分かりやすく纏めていただきました。

評価の大切さ、役割に対応した「活用」の視点…
(1)評価の視点を整理して伝える
(2)支援方法とその根拠を考える
(3)再評価をして効果の検証を行う

これらは1人で動くのではなく一緒に観察を行って共有して欲しいとのこと。

ミライムには様々な資格を持ったスタッフが所属しています。
確かに、ミーティングなどで話しているときも「そういう部分にも注目すると良いのか」と気づかされる時もありました。

見ている現象は同じでも、感じていることが職種によって違うこともあるので、全スタッフがチームとなって共有していきたいと思います!

リハビリ専門職についての勉強会/株式会社ミライムフォーラム とても重要なのは脳のネットワークというお話もありました。
子どもを見るとき、脳機能の関連性を考えることが大切です。
私たちの普段の何気ない行動も状況に応じて脳内のネットワークを使い分け行動しています。

改めて脳機能の凄さを感じ、私自身、田中先生とお会いした時も「脳機能は勉強になるから!ぜひ復習を!」と教えていただき、持っていた教科書で再度見直しを行いました。

スタッフ同士、脳機能についての知識を深めていきたいと思います!

次回は6月29日に勉強会を予定しています。

田中先生、お忙しいところ本当にありがとうございました。
また次の勉強会もよろしくお願いいたします!


2023年02月25日

スキルアップ/株式会社ミライムフォーラム

スキルアップ/株式会社ミライムフォーラム こんにちは!株式会社ミライムフォーラムの高橋です。

今回は、スタッフのスキルアップについてお伝えしようと思います!


日々の日常業務の他にも様々な内容の研修に参加しております。

このご時世ですのでオンラインでの研修が多くなりましたが、スタッフのスキルアップにとても役立っています!



スキルアップ/株式会社ミライムフォーラム 中には、研修の他に資格取得に向けて勉強に励むスタッフもいます。

働きながらの勉強は…なかなか難しいと想像してしまいますが、正に強い信念とコツコツの努力が必要ですね。



実は先日、保育士資格に合格したスタッフがいます。
休憩時間も惜しみなく、コツコツと努力してきたことがが実を結んだと思います。


株式会社ミライムフォーラムでは、このように資格取得したスタッフにはお祝いが贈呈されます☆

子ども達にも「○○せんせい、おめでとうございます」と最高のお祝いの言葉と拍手に包まれ、照れながらも最高の笑顔のスタッフでした。

スキルアップ/株式会社ミライムフォーラム こうして、研修や資格取得での学びを活かして、スキルアップをし日々の療育に大いに役立てているところです。

その習得した知識は必ず役立ちます。また、スタッフ自身の自信にも繋がります。

しかし、知識だけではどうにもならない時もあるのが常でもあります^^

療育現場で、日々子ども達から大いなる学びを得ていることも忘れずに、改めて感謝して仕事に励んでいきたいですね。


2022年06月24日

合理的配慮について/株式会社ミライムフォーラム

合理的配慮について/株式会社ミライムフォーラム こんにちは!株式会社ミライムフォーラムの高橋です。


ミライムキッズアカデミー療育アドバイザー・公認心理師の中川が、とある保育園の先生方の研修会に講師として招かれました。私も同行し、行って参りました!


保育園さんから、事前の打ち合わせの中で・・・

『大人数の中の合理的配慮について』・・・具体的に教えて欲しいとの依頼がありました。

今回は、中川の講話のほんの一部分ですが、ご紹介できればと思います。

合理的配慮について/株式会社ミライムフォーラム 合理的配慮というと・・特別なことと捉えがちですが、実は私たちの生活の中に、たくさん『合理的配慮』が満ちあふれているのです。

例えば、

大きい病院の廊下に貼ってあるラインテープ!

緑色ラインに沿って歩いて行く→→レントゲン室に着く
黄色ラインに沿って歩いて行く→→血液検査室に着く
といったふうに、目的地までの経路を案内するため、よく床に貼られていますね。

または、視力が悪い人は「頑張って見よう」ではなく、「眼鏡をかける」という配慮。そう、眼鏡も合理的配慮の一つです。

道路標識、ゴミの分別のイラスト、コンビニのレジ前に貼られた足跡マークなどなど・・・

これらは特別な人のみに向けられた配慮ではありません。合理的配慮とは、「みんなが・見て・分かる」・・・そんな配慮を指すものです。

合理的配慮について/株式会社ミライムフォーラム さて療育の現場、私たちミライムキッズアカデミーの各教室でも、「みんなが」「見て」「分かる」視覚支援を基本と考えて実施しています。

玄関の靴箱、所持始末の手順書、スケジュール、今日の友達、先生、学習の机、約束やルール等々・・・。たくさんの合理的配慮が教室中に見られます。



みんなが見て分かり、理解して動ける環境を整える。すると混乱も少なく自立して過ごすことに繋がり、成功体験が積み重なり、自信をもって生活ができるようになります。


ついつい言葉が多くなったり、「ダメ!」といった禁止の言葉よりも「〇〇してね」とやって欲しいことを一言添えて伝えたり、「〇〇したことが良かったよ」と具体的に褒めたりするとお子さんも分かりやすい・・・などたくさんの話がありました。

アドバイザー中川による、療育や保育の現場において有用な話は、まだまだ続きました^^ 


保育園の先生方も、中川の話から得たことを聞いて保育の中に取り入れて行きたいとのご感想をいただきました。






2022年05月18日

福島地区放課後等デイサービス事業連絡協議会/株式会社ミライムフォーラム

こんにちは!株式会社ミライムフォーラムの工藤です。

昨日、約1年半ぶりに福島地区の放課後等デイサービス事業の管理者・児童発達支援管理責任者が集まり、連絡協議会を開催いたしました。

今回はコロナ禍ということもあり、初めてのオンライン開催となりました。

会議の議題は、

(1) 各施設の情報共有
(2) 不登校児への支援方法
(3) 戸外活動でおすすめの場所
(4) 借りやすい体育館等

をメインに行っています。

久しぶりの開催となり、議題以外にも行政への対応方法、今不安なこと、コロナ禍における支援方法の検討など、どんなに時間があっても足りませんでした!

例えば、子ども達が安心して遊べる場所はどこか?という議題に全事業所が惜しみなく情報を提供してくれました。

ちなみに、おすすめの場所は近場の公園が一番多かったです。
場所がわかると子ども達も安心して遊べているようです。

ミライムではその他に体育館や屋外施設の活用をし、子ども達がコロナ禍でも運動不足にならないように日々活動な内容を検討しています。

今後も他事業所と連携を図り、子ども達のために何ができるかの情報を共有していきたいと思います。





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