2022年11月21日
こんにちは。福島鎌田教室の古内です。
タイトルにもあるように、えっぱら祭りが11月21(月)~11月23(祝)の3日間行われました。
鎌田教室のお友達は、1日目の午後と3日目の参加でした!!
1日目は平日なので、子どもたちは学校の日です。
学校が終わってから、えっぱら祭りスタートでした(^^♪
この日は、東部勤労者センターで行いました。
送迎利用の子どもたちは、「今日のえっぱら祭り何やるの~?」と楽しみな様子。
到着するまで、みんなテンションマックスで賑やかな車内でした!(^^)!
到着すると、荷物を置いて、体育館へ(^^)v
えっぱら祭りスタートです!!
ゲームは3つ行われました。
1つ目は.....音楽レクリエーションです♪
ルールはピアノ演奏を聴いて、曲名が分ったら、フラフープをジャンプして渡ったり、紙コップにボールをのせたりして回答者スペースに向かいます。
曲が分かると、みんな必死になって進んでいました。回答権を勝ち取った子は自信満々に曲名を答えていましたよ。
2つ目は......ボッチャに似た運動です。
ルールはマットの上にテニスボールをのせていき、マットにのらなかったボールは自分でボールを拾いにいきます。
普段は上ることがない脚立を上ってボールを投げたり、椅子の上に上がって投げたりしました。
どの子も一生懸命マットを狙ってボールを投げていました。
3つ目はなんと......みんなが好きな転がしドッチボールでした(*^▽^*)
「転がしドッチ」の言葉を聞いた瞬間、「イエーイ」と盛り上がる子どもたちでした。
いつも教室で行っているルールとは違い、今回は外野もボールもたくさんです。内野の子は、逃げるのに必死でした。
どの活動も、とても盛り上がりましたよ!!
11月23(祝)は立子山自然の家にてえっぱら祭りを行いました。
「縄とびンゴ」と「コマ回し」を行いました。
縄とびンゴは、スタッフが持っているルーレットを回し、出た数の分だけ縄跳びを跳び、なおかつビンゴカード開けていくものです。
「先生、68でたよ(泣)」「やった4!」「跳び過ぎて足がしびれた」等、色々な子ども達の声を聴くことが出来ました。どの子も、楽しんで取り組み、最後まで諦めない姿勢がとても良かったです!
後からお聞きした話ですが、これには、これから縄跳び大会が行われる為、「跳びながら回数を数えられるようになる」というねらいがあったようです。
コマ回しでは、初めてのお子さんも、繰り返し練習し上手に回せるようになったり、回せるお子さんはレベルアップし、お盆やペットボトルのキャップの中に入れたりと挑戦する姿が多く見られました。
「できないからやりたくない」と言っていたお子さんも、えっぱら先生やスタッフのアドバイスを聞き、繰り返し挑戦することで、「まわせた!」「できた!」と成功体験を積み、大きな自信に繋がることができました。
次回のえっぱら祭りも、楽しみにしていてくださいね(^^)/~~~
2022年07月16日
こんにちは。
株式会社ミライムフォーラムの菅野です。
7月16日に障がい児成長支援協会会長の山内康彦先生をお招きし、福島県青少年会館にて「第12回特別支援教育講演会」を開催いたしました。
前回に引き続き、感染症対策を万全にしながらの開催でしたが、満席に近いほど多くの方々にお越しいただきました。
今回の講演会は3部構成で開催されました。
内容は、
1.『自閉症スペクトラムの子どもの心を読み解き、支援の方法を考える』
〇子どもの褒め方・叱り方 〇学校との連携の在り方 〇学習と進学の話
2.『これでバッチリ!特別支援が必要な子の夏休みの過ごさせ方』
〇宿題をやらない子への支援 〇ゲームを止めない子への声掛け 〇オススメの工作
3.『知能検査の有効性とその活かし方』
〇知能検査とは? 〇結果をどう読み取ってどう活かす? 〇知能指数を伸ばす療育
でした。
発達障害の特性や支援方法はもちろんのこと、山内先生の幼少期の実体験を交じえた貴重なお話をたくさん話していただきました。
参加されている皆さんは、相槌を打ちながら深く聞き入っていました。
講演会後、今回も2日間に渡り個別の療育相談が行われました。
毎回の如く、予約の空き時間はあっという間に埋まりました。
普段の些細な話から進学、就職など、療育に関わるあらゆる話を親身になって聴いて下さり、1人1人に向けて的確なアドバイスをして下さる山内先生。
相談時間は25分と短いのですが、相談終了後の皆さんは晴れやかな表情をされていました。
また、山内先生の講演会は12月にも開催されます。
今回と同じような内容に加えて、時期に合わせた講演内容も用意されますので、たくさんの方々のご参加をお待ちしております。
ミライムのスタッフも講演会を拝聴しました。
障がいに関する様々な基礎知識や山内先生の実体験を基にした支援方法、夏休みの過ごさせ方、知能検査の内容や活かし方…
どの話も興味深く、大変勉強になりました。
スタッフにとっても充実した有意義な時間となりました。
今回の講演会で学んだことを来週から早速実践していき、ミライムをより一層良い環境にできるよう精進して参ります。
今後とも、皆様のご理解・ご協力のほどよろしくお願い致します。
2022年07月02日
こんにちは、株式会社ミライムフォーラムの林です。
7/2(土)17:30~東部勤労者研修センターにおいて、ミライムキッズアカデミー保護者会(勉強会)を開催いたしました。
沢山の保護者の方々がご参加くださいました。
今回は…
『小学校への就学・中高への進学に向けて、高校入試について』
~就学・進学・入試に向けての心構えや事前に知っておきたいこと~
の内容での勉強会を行いました。
はじめに療育アドバイザーの中川より、入学・進学についての話がありました。
続いて、義務教育の後の高校についての説明は、スライドを映しながら行いました。
高校の種類について・・
普通高校、私立高校、特別な高校など、様々な高校があることを説明いたしました。
高校を選ぶにあたり、各高校の特徴や特色を知り、実際に学校見学へ行くことも大切なことだという内容の話もありました。
続いて・・
ミライムを卒業した社会人3年目の先輩、現在県立高校、私立高校、通信制高校に通っている現役高校生からも就職、入試、入学後の話をいただきました。
自分の経験談や目標も堂々と話をしてくれました。
また参加された保護者様からの質問に対しても立派に受け答えしており、素晴らしい姿を見せてくれました。
たのもしい限りです!!
ミライムの先輩の話の後、
今年度、高校受験、小学校入学を経験された保護者様の方々からも経験談のお話を頂きました。
お子さんの特性に合わせた高校選びやお子さんの目標や夢を叶える為の高校選びなど、これから受験を控える保護者さんにとっては、貴重なお話だったのではないかと思います。
小学校に入学された保護者様からは、保護者様、学校、ミライム間で行った担当者会議のお話をして頂き、相互理解、連携の大切さをお話してくださいました。
子ども達にとって過ごしやすい環境を整え、合理的配慮をすることが非常に重要なことと思います。
いつでも相談にのることが出来ますので、お気軽にご相談下さい。
一方和室では…
勉強会がいつ終わるのかを気にする様子もなく、元気いっぱい風船バレーやかくれんぼ、カルタ遊びにおにぎり作りとニコニコしながら満喫していましたよ!(^^)!
むしろスタッフの方がヘトヘトに...
今日、皆さまの前で話をしてくれた先輩達のように、いつの日か皆さまの前で話をしてくれるのではないかと、今から成長が楽しみですね!
現在、コロナウイルスの感染拡大は落ち着きつつあるも、油断できない状況が続いております。
引き続き感染予防に努めながら、保護者会、勉強会の開催を予定していきます。
たくさんのご参加をお待ちしております!!
2022年06月24日
こんにちは!株式会社ミライムフォーラムの高橋です。
ミライムキッズアカデミー療育アドバイザー・公認心理師の中川が、とある保育園の先生方の研修会に講師として招かれました。私も同行し、行って参りました!
保育園さんから、事前の打ち合わせの中で・・・
『大人数の中の合理的配慮について』・・・具体的に教えて欲しいとの依頼がありました。
今回は、中川の講話のほんの一部分ですが、ご紹介できればと思います。
合理的配慮というと・・特別なことと捉えがちですが、実は私たちの生活の中に、たくさん『合理的配慮』が満ちあふれているのです。
例えば、
大きい病院の廊下に貼ってあるラインテープ!
緑色ラインに沿って歩いて行く→→レントゲン室に着く
黄色ラインに沿って歩いて行く→→血液検査室に着く
といったふうに、目的地までの経路を案内するため、よく床に貼られていますね。
または、視力が悪い人は「頑張って見よう」ではなく、「眼鏡をかける」という配慮。そう、眼鏡も合理的配慮の一つです。
道路標識、ゴミの分別のイラスト、コンビニのレジ前に貼られた足跡マークなどなど・・・
これらは特別な人のみに向けられた配慮ではありません。合理的配慮とは、「みんなが・見て・分かる」・・・そんな配慮を指すものです。
さて療育の現場、私たちミライムキッズアカデミーの各教室でも、「みんなが」「見て」「分かる」視覚支援を基本と考えて実施しています。
玄関の靴箱、所持始末の手順書、スケジュール、今日の友達、先生、学習の机、約束やルール等々・・・。たくさんの合理的配慮が教室中に見られます。
みんなが見て分かり、理解して動ける環境を整える。すると混乱も少なく自立して過ごすことに繋がり、成功体験が積み重なり、自信をもって生活ができるようになります。
ついつい言葉が多くなったり、「ダメ!」といった禁止の言葉よりも「〇〇してね」とやって欲しいことを一言添えて伝えたり、「〇〇したことが良かったよ」と具体的に褒めたりするとお子さんも分かりやすい・・・などたくさんの話がありました。
アドバイザー中川による、療育や保育の現場において有用な話は、まだまだ続きました^^
保育園の先生方も、中川の話から得たことを聞いて保育の中に取り入れて行きたいとのご感想をいただきました。
2022年05月25日
こんにちは!福島八木田教室の佐藤です。
『新聞紙を使って遊ぼう』
福島八木田教室では、高頻度で新聞紙を使ってレクリエーションを行っています。
今回のレクリエーションはしっかりと身体構造や目線を意識した作業療法の目線から療育に取り入れた活動になっています。
スタッフの目線は・・・
(1)顔の向き(2)背中の向き、体幹(3)足のポジション(利き足をみる)
を観察しています。
子ども達は、楽しいから遊んでいる場面でもスタッフの目線は違うところにあります。
子ども達の力の入れ方、抜き方、体の動かし方、目線は?とミライムの作業療法士にアドバイスをもらい楽しく日々勉強をしています。
いつもは新聞紙に向かってパンチ!ですが、今回はキックも取り入れました。
小さい時は、テレビで仮面ライダーなどを見て、「自分もやりたい!」と目をキラキラさせたことはありませんか?
私も小さい頃はテレビの前で憧れた時がありましたね。今となっては足もなかなか上がりませんが…。という私の話は置いといて。
子供たちは一列に並ぶと、「もう行っていい?」とうずうずした様子で何度もスタッフに確認を取っていました。
そして、スタッフの「スタート!」という声に、順に新聞に向かってパンチしていましたよ!
新聞紙はなかなか破れず、何回もキックして新聞が破れます。
力加減って難しいですね。
でも、諦めずにチャレンジする姿は100点です!
自分の力で新聞が破れると、「やったー!」と喜んでまたパンチで更なる力を発揮している子どもたちが多かったですよ。
新聞が思ったよりも早く破られたので、破った新聞を丸めて掃除も兼ねた「玉入れ競争」を行いました。
どれだけ多く入れられるか。Aチーム、Bチームに分かれて行いました。
しかし、スタート前から自分の手元にいくつもの新聞紙を持っている子供たちが…
「手に持たない」というルールを再度教えて、勝負開始です。
「スタート!」という声に、一斉に入れ出し、玉入れ競争は秒で終わってしまったのでした。
でも、子供たちも楽しんでいたのを見て良かったな、と思いました。
また新聞紙で遊ぶ時も楽しみましょう。