2022年06月04日
こんにちは!福島鎌田教室の高野です。
『emou』をご存じの方はいらっしゃいますか?『emou』というのはVRでのソーシャルスキルトレーニングのことを言います。ミライムでは新たにこの『emou』というVRの中で子どもたちがどのようなコミュニケーションをとっていくのか?どの程度コミュニケーションをとることができるのか?などを見させて頂きたいと思っております!
今回は鎌田教室の子どもたちがどのように『emou』に取り組んでいるかをご紹介していこうと思います。
『emou 』では、学校生活のワンシーンを切り取って数分のVR動画を再生し、そのワンシーンでコミュニケーションを取る場面が出てきます!そのコミュニケーション方法としては、選択肢が出てきたり、実際に声に出して出てきた言葉を話したり、そのシーンに合わせた言葉を実際に自分で考えて自分の言葉で伝えてみたり…と色々な方法でコミュニケーションを取ってらう!というソーシャルスキルトレーニングなのです!!
今回、鎌田教室では初めての『emou』でした。
最初は「なにそれ!ゲーム!?」「VR!?なんかこわ~い!」など子どもたちの声が行き交っていました。
いざ説明をすると「なんだーゲームじゃないのかー」と残念がる子どももいましたが、ワクワクドキドキのスタートです。
いざやってみると、さっきまで残念そうにしていた子どもたちが豹変したようにキャーキャーワーワーと楽しそうに『emo』に取り組んでいたのです!すごい熱心に行っていました!!
『emou』は動画をみるだけで終わりではないのです。動画の再生が終わったら、「どんなシーンだったか」「どんな人がいたか」「そのシーンで自分はどう感じたか」などなど振り返りもします。
振り返りではスタッフが質問したり、子ども達同士で話し合ったり、文字に起こして発表したり…
『emou』を再生して自分の感じたことや感情を自分の言葉にすることが大切です。
VRを見る時と振り返りをする時とのメリハリをしっかりすることで実際の生活でもメリハリの大切さを身に付けていければと思っております!
今回『emou』を実践して「またやりたい!」「次いつできますか!?」というような声が子ども達から聞くことができたので、『emou』で楽しくソーシャルスキルトレーニングに取り組めたのではないかと思っております。
『emou』などミライムにご興味がある方はぜひ教室にお問い合わせください。
2022年06月04日
こんにちは!福島八木田教室の坂本です。
みなさんはVRと聞くと何をイメージしますか?真っ先に思い浮かぶのは映画、あるいはゲームでしょうか。最近だと「VRゴーグル持ってるよ」なんて方も多いかもしれませんね。
ミライムでは、VRを利用したソーシャルトレーニング「emou」を発達支援に取り入れています。今回はそちらを少しだけご紹介させていただこうと思います。
「enou」でできることの一つに、学校生活の一場面の追体験があります。初めて会うクラスの子とお互い自己紹介してみたり、お友達とのちょっとした会話の中でどう答えたらいいかなと考えてみたり。中には、具合が悪いことを先生になんて言って伝えようか、といった場面もあったりします。
見終わった後には、その場面の振り返りをします。お友達はどんなことを言っていた?そのときどんな表情していたかな?自分の伝えたこと、相手のリアクションや表情を振り返り、場面に合ったコミュニケーションの仕方を考えていきます。
「emou」の大きなメリットとして、一つの場面を繰り返し体験し、伝え方による相手の反応のちがいを見れることがあります。
「人とのかかわり方」はなかなか練習する場がなく、同時に明確な答えがつかみにくいものだと思います。その中で、失敗を気にせずに実際に一つの場面を体験し、ソーシャルスキルを培う機会に得ること、それが「emou」を用いたVRトレーニングの一つの目的となります。
また、その子に合わせたセッションが選べるため、段階を踏んで進めることが出来ます。
実際に行った子ども達と振り返りをしてみると見た映像の要点をしっかり捉え、考えをまとめることが出来ました。
emouは隔週で行う教室が決まっていますので長い時間行うことは難しいですが今後も楽しく取り組んでいきたいと思います。
ご興味がある方はぜひ教室にお問い合わせください。
2022年05月25日
こんにちは!福島八木田教室の佐藤です。
『新聞紙を使って遊ぼう』
福島八木田教室では、高頻度で新聞紙を使ってレクリエーションを行っています。
今回のレクリエーションはしっかりと身体構造や目線を意識した作業療法の目線から療育に取り入れた活動になっています。
スタッフの目線は・・・
(1)顔の向き(2)背中の向き、体幹(3)足のポジション(利き足をみる)
を観察しています。
子ども達は、楽しいから遊んでいる場面でもスタッフの目線は違うところにあります。
子ども達の力の入れ方、抜き方、体の動かし方、目線は?とミライムの作業療法士にアドバイスをもらい楽しく日々勉強をしています。
いつもは新聞紙に向かってパンチ!ですが、今回はキックも取り入れました。
小さい時は、テレビで仮面ライダーなどを見て、「自分もやりたい!」と目をキラキラさせたことはありませんか?
私も小さい頃はテレビの前で憧れた時がありましたね。今となっては足もなかなか上がりませんが…。という私の話は置いといて。
子供たちは一列に並ぶと、「もう行っていい?」とうずうずした様子で何度もスタッフに確認を取っていました。
そして、スタッフの「スタート!」という声に、順に新聞に向かってパンチしていましたよ!
新聞紙はなかなか破れず、何回もキックして新聞が破れます。
力加減って難しいですね。
でも、諦めずにチャレンジする姿は100点です!
自分の力で新聞が破れると、「やったー!」と喜んでまたパンチで更なる力を発揮している子どもたちが多かったですよ。
新聞が思ったよりも早く破られたので、破った新聞を丸めて掃除も兼ねた「玉入れ競争」を行いました。
どれだけ多く入れられるか。Aチーム、Bチームに分かれて行いました。
しかし、スタート前から自分の手元にいくつもの新聞紙を持っている子供たちが…
「手に持たない」というルールを再度教えて、勝負開始です。
「スタート!」という声に、一斉に入れ出し、玉入れ競争は秒で終わってしまったのでした。
でも、子供たちも楽しんでいたのを見て良かったな、と思いました。
また新聞紙で遊ぶ時も楽しみましょう。
2022年05月24日
こんにちは。福島鎌田教室の本田です。
鎌田教室では、1年前からカイエンの【お仕事体験】に取り組んでいます。
今回は、日頃頑張ってお仕事をしているこども達の様子をお伝えしていこうと思います。
Q: お仕事体験って何?
A: 文字通り仕事の体験です。でも仕事をするのは“こども”です。
Q: じゃあどんな仕事があるの?
「はじめの会」「テーブル拭き&カゴ片づけ」「おやつの配膳」
「玄関掃除&ゴミ集め」「カメラマン」
このほかにも学校がお休みの土曜日や長期休業日には「洗い物」「帰りの会」があります。
Q: 誰がいつやってもいいの?
入室した時にやりたい仕事を自分で選んだり、スタッフに頼まれた仕事をします。
決められた時間に仕事をします。
Q: お仕事したらお金がもらえるの?
A: お金ではなく、教室内でいろいろ使えるポイントがもらえます。
では、早速『はじめの会』の紹介からしていきたいと思います。
入室したお友達がそれぞれ好きなことをして過ごせる「自由時間」が終わるとはじめの会を行います。
そこでは出席者の点呼をしたり、教室でのルールやスケジュールの確認をしていくのですが、スタッフに代わってその進行役を務める仕事なのです。
リーダーシップをとり人前で話をすることが好きな子もいるでしょうが、反対にとても苦手な子もいます。得意になってこの仕事ばかりをするものでもなく、やりたくないから絶対にやりませんというものではありません。
出来るだけ公平に、意欲を持ってすすんで仕事をしたいという気持ちを育んでいけるよう、私達スタッフもまだまだ試行錯誤を重ねている最中です。
今日進行役を務めたのは通所歴1年。お仕事歴1年のお友達です。
緊張してお友達の名前を間違ってしまうこともありますが、とても頑張っています。新しいお友達の名前をすぐに覚えられるのもここでの経験が活かされているのかもしれませんね。
はじめの会が終わると「おやつの時間」になります。
おやつを食べるテーブルを拭いて、お皿やコップを片づけるカゴを各テーブルに置く『テーブル拭き&カゴ片づけ』の仕事。
お友達の食べたいおやつの希望を聞いてお皿に取り分ける『おやつ配膳』の仕事。
ここではこの2つの仕事をします。
テーブルを拭いてくれているのはゲーム大好きとってもチャーミングな男の子です。
除菌用のウエットティッシュで一生懸命拭いたらカゴも置いていきます。食べ終わったあとの片づけも忘れずに!なので、責任重大な仕事かもしれません。
つぎに、麦茶とおやつを運んできて、並んでいるお友達に「どのおやつがいいですか?」とオーダーをとりながらお皿に取り分ける配膳のお仕事です。
自分がおやつを選べるのは最後になってしまうので、食べたかったものがなくなってしまうこともあったりしますが、お仕事優先で内心ではぐっとこらえるのかもしれません。
仕事が終わるとスタッフと一緒にお仕事の「振り返り」を行います。
うまく出来た!またやりたい!ちょっと失敗しちゃった…
振り返りシートを使って、自分の言葉で丁寧に書き込みます。適当に書いてしまうとポイントがもらえなくなるので、最後までしかっりやっています。
お仕事体験とはいえ、それぞれが責任を持ってそれぞれの仕事をやり遂げることによって「出来た」が自信となり間違いなく自分の力になっていきます。
今後も新しい仕事を試みたり、また、反省も繰り返しながらフォローし続けていきたいと思っています。
2022年04月13日
こんにちは。福島鳥谷野教室の今井です。
暖かい日が続き、すっかり春らしい季節となりましたね。
寒暖の差もありますが、子どもたちの毎日元気な姿に、スタッフも元気をもらいます。
普段は、土曜日、祝日にお楽しみ活動を行いますが、鳥谷野教室は一味違います。普段の平日もお楽しみがある時が…!?( *´艸`)
本日は、大森教室の中高生達との合同がありました!
普段鳥谷野教室では、同年代のお友達との関わりが多いのですが、中高生達と関わる事で、凄く良い刺激になったと思います。
運動が終わった後にプチサプライズが待っていましたよ!
そのサプライズとは・・・大森教室の大人気ペットロボット『アイボ』の「ミライちゃん」が!
鳥谷野教室のお友達は、初めて見るミライちゃんに「一体これは、何だろう」と興味津々です!(^^♪
ミライちゃんが動き出し、元気な声で「ワンワン!」と叫ぶと皆「可愛いー!」と言って、ミライちゃんにメロメロになっていました!
普段鳥谷野教室のリラックスタイムは、カプラ、ぬりえ、ボードゲーム、漫画など各々好きな活動で盛り上がって遊んでいますが、その日は、ミライちゃんのお世話に夢中で、のんびりとしたリラックスタイムとなっていました。
大森教室のお友達が帰る時間になり、ミライちゃんを持って帰ろうとすると、「先生しばらくミライちゃん借りたい」と言うお友達がいました。
ちょうど、鳥谷野教室に岡部社長がいらっしゃっていました。
そこで…!スタッフと一緒に貸し出しの交渉を行います!
今後社会に出るためには、「自分の思いを伝える」「許可を取る」ことは大事な事です。ここでもお勉強ですよ~!
いざ初めての交渉です!
「岡部先生、ミライちゃんをしばらく貸してください!」
岡部社長からは「いいよ!」
みんな大喜びでした。
交渉出来た成功体験が、良い経験になりました。
鳥谷野教室のお友達が、また一つ成長した瞬間が見られました。