2022年12月19日
こんにちは。
株式会社ミライムフォーラムの菅原です。
12月17日(土)に障がい児成長支援協会会長の山内康彦先生をお招きし、福島県青少年会館にて「第13回特別支援教育講演会」を開催致しました。
前回に引き続き、感染対策を万全に行いながらの開催となりました。
今回も満席に近いほど沢山の方々にお越し頂きました。
今回の講演会も3部構成で開催されました。
1.『進級・進学を前に今から準備するべきこと』
○小学校入学前にすべきこと 〇中学生入学前にすべきこと
〇高校・高等部入学前にすべきこと
2.『保護者から多く寄せられる30個の悩みを具体的に解決』
〇園や学校との連携 〇進路・進学・就労
〇手帳のメリット・デメリット 〇告知の時期と仕方
3.『特別支援が必要な子どもの思春期の話』
〇性の話をどうするか 〇将来の自立の話をどうしていくか
〇お金や財産をどう残していくか
参加されている皆さんは、一生懸命メモを取りながら聞き入っていました。
講演会後、2日間に渡り個別の療育相談が行われました。
30分と短い時間でしたが、保護者様に寄り添いながら的確なアドバイスをして下さっていました。皆さんは気持ちが晴れたような表情をして帰られていました。
また、山内先生の講演会は来年の7月に予定しておりますので、是非足を運んで頂ければと思います。
最終日の午後からは山内先生による職員研修や、子ども達へのセッションも実施されました。
短い時間ではありましたが今後に生かせるお話を聞くことができました。
今回学んだことを早速実践していき、精進してまいります。
今後とも、皆様のご理解・ご協力のほど宜しくお願い致します。
2022年10月17日
こんにちは!株式会社ミライムフォーラムの高橋です。
先日10/15(土)に、ミライムキッズアカデミー第二回保護者会を開催いたしました。
今回は、30家庭の保護者様にご参加いただきました。
第1部は、グループに分かれての茶話会と意見交換会を行いました。
未就学児、小学低学年、小学中~高学年、中・高生に分かれてそれぞれ、自己紹介をして悩み事を話したり、情報交換をしたりしました。
各々のグループでのトークタイム、盛り上がった頃に・・時間となってしまい、あっという間に時間が経ってしまったという印象でした。
第2部は、各教室の療育内容の動画視聴を行いました。
児童発達支援の福島旭町教室から始まり、放課後等デイサービスの福島西中央教室、福島八木田教室、福島鎌田教室、福島鳥谷野教室、主に中高生が通う福島大森教室、最後はミライム合同イベントの動画を視聴していただきました。
日頃の療育内容や教室の様子をご覧いただきました。
保護者様から「日頃の教室の様子が動画を通して伝わりました」「子どもの様子を見れて安心しました」との声を寄せて頂きました。
保護者会の傍ら、和室にはお子さん達が軽食を食べたり、お絵かきをしたり、おもちゃで遊びながらお家の方を待って過ごしました。
第二回保護者会にご参加いただきありがとうございました。
次回の保護者会は、年明け1月~2月頃「勉強会」を予定しております。
2022年07月02日
こんにちは、株式会社ミライムフォーラムの林です。
7/2(土)17:30~東部勤労者研修センターにおいて、ミライムキッズアカデミー保護者会(勉強会)を開催いたしました。
沢山の保護者の方々がご参加くださいました。
今回は…
『小学校への就学・中高への進学に向けて、高校入試について』
~就学・進学・入試に向けての心構えや事前に知っておきたいこと~
の内容での勉強会を行いました。
はじめに療育アドバイザーの中川より、入学・進学についての話がありました。
続いて、義務教育の後の高校についての説明は、スライドを映しながら行いました。
高校の種類について・・
普通高校、私立高校、特別な高校など、様々な高校があることを説明いたしました。
高校を選ぶにあたり、各高校の特徴や特色を知り、実際に学校見学へ行くことも大切なことだという内容の話もありました。
続いて・・
ミライムを卒業した社会人3年目の先輩、現在県立高校、私立高校、通信制高校に通っている現役高校生からも就職、入試、入学後の話をいただきました。
自分の経験談や目標も堂々と話をしてくれました。
また参加された保護者様からの質問に対しても立派に受け答えしており、素晴らしい姿を見せてくれました。
たのもしい限りです!!
ミライムの先輩の話の後、
今年度、高校受験、小学校入学を経験された保護者様の方々からも経験談のお話を頂きました。
お子さんの特性に合わせた高校選びやお子さんの目標や夢を叶える為の高校選びなど、これから受験を控える保護者さんにとっては、貴重なお話だったのではないかと思います。
小学校に入学された保護者様からは、保護者様、学校、ミライム間で行った担当者会議のお話をして頂き、相互理解、連携の大切さをお話してくださいました。
子ども達にとって過ごしやすい環境を整え、合理的配慮をすることが非常に重要なことと思います。
いつでも相談にのることが出来ますので、お気軽にご相談下さい。
一方和室では…
勉強会がいつ終わるのかを気にする様子もなく、元気いっぱい風船バレーやかくれんぼ、カルタ遊びにおにぎり作りとニコニコしながら満喫していましたよ!(^^)!
むしろスタッフの方がヘトヘトに...
今日、皆さまの前で話をしてくれた先輩達のように、いつの日か皆さまの前で話をしてくれるのではないかと、今から成長が楽しみですね!
現在、コロナウイルスの感染拡大は落ち着きつつあるも、油断できない状況が続いております。
引き続き感染予防に努めながら、保護者会、勉強会の開催を予定していきます。
たくさんのご参加をお待ちしております!!
2022年06月24日
こんにちは!株式会社ミライムフォーラムの高橋です。
ミライムキッズアカデミー療育アドバイザー・公認心理師の中川が、とある保育園の先生方の研修会に講師として招かれました。私も同行し、行って参りました!
保育園さんから、事前の打ち合わせの中で・・・
『大人数の中の合理的配慮について』・・・具体的に教えて欲しいとの依頼がありました。
今回は、中川の講話のほんの一部分ですが、ご紹介できればと思います。
合理的配慮というと・・特別なことと捉えがちですが、実は私たちの生活の中に、たくさん『合理的配慮』が満ちあふれているのです。
例えば、
大きい病院の廊下に貼ってあるラインテープ!
緑色ラインに沿って歩いて行く→→レントゲン室に着く
黄色ラインに沿って歩いて行く→→血液検査室に着く
といったふうに、目的地までの経路を案内するため、よく床に貼られていますね。
または、視力が悪い人は「頑張って見よう」ではなく、「眼鏡をかける」という配慮。そう、眼鏡も合理的配慮の一つです。
道路標識、ゴミの分別のイラスト、コンビニのレジ前に貼られた足跡マークなどなど・・・
これらは特別な人のみに向けられた配慮ではありません。合理的配慮とは、「みんなが・見て・分かる」・・・そんな配慮を指すものです。
さて療育の現場、私たちミライムキッズアカデミーの各教室でも、「みんなが」「見て」「分かる」視覚支援を基本と考えて実施しています。
玄関の靴箱、所持始末の手順書、スケジュール、今日の友達、先生、学習の机、約束やルール等々・・・。たくさんの合理的配慮が教室中に見られます。
みんなが見て分かり、理解して動ける環境を整える。すると混乱も少なく自立して過ごすことに繋がり、成功体験が積み重なり、自信をもって生活ができるようになります。
ついつい言葉が多くなったり、「ダメ!」といった禁止の言葉よりも「〇〇してね」とやって欲しいことを一言添えて伝えたり、「〇〇したことが良かったよ」と具体的に褒めたりするとお子さんも分かりやすい・・・などたくさんの話がありました。
アドバイザー中川による、療育や保育の現場において有用な話は、まだまだ続きました^^
保育園の先生方も、中川の話から得たことを聞いて保育の中に取り入れて行きたいとのご感想をいただきました。
2022年03月14日
こんにちは、株式会社ミライムフォーラムの阿部です。
3月12日に山内康彦先生をお招きし、青少年会館にて「第11回特別支援教育講演会」を開催いたしました。
感染症対策を万全にしての開催となりましたが、前回同様たくさんの方にお越しいただきました。
今回の講演内容は、
午前の部『早期からの適切な療育によって二次障害は防ぐことができる』
午後の部『発達に課題がある子の就労・生活介護・お金の話』
となりました。
実例やときどき冗談も交えながらのお話からは学ぶことが多く、
みなさん真剣な表情で聞き入っていました。
講演会後、二日間に渡り個別の療育相談も行いました。
開催する度、問い合わせや予約が殺到し…
各回30分という短い時間ですが、様々な悩みや疑問にも的確なアドバイスを下さる山内先生に、相談に来られた方は大満足の様子でした。
3月14日には、山内先生による職員研修を行いました。
『発達障害(自閉症・ADHD・LD)とは何か?その把握と支援方法』という題目で、
障がいについての基礎知識を改めて学びました。
療育について理解が深まったり、新たな発見があったりと、
とても充実した研修となりました。
子ども達との日々の関わりへ活かし、より良い環境にしていけるよう、
精進していきたいと思います。
今後とも、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。