2025年08月30日

水害のお話/福島大森教室

水害のお話/福島大森教室 みなさんこんにちは。福島大森教室の今野です。

これから秋にかけ、台風のシーズンに入りつつあります。
今日の大森教室では、まだまだ警戒する必要のある台風や大雨に対する防災講話を行いました。

まず、この防災講話を行うたび、子どもたちに見せているのは…福島市のハザードマップ。
皆さんが住んでいる福島市で、どういう場所が危ないのか?もしもの時に近づかない方がいい場所は?といった知識を、実際の地図や写真といっしょに確認しています。

「僕の学校だ!」
と、地図を眺めているうちに自分の学校を見つけたお子さんもおり、その周辺に危険な箇所がないかも一緒に確認できました。
日常的に歩いている道に、どんな危険が潜んでいるか気付く機会になりましたね。

水害のお話/福島大森教室 ハザードマップを確認した後は、水害が起こるとどのようなことが起こるのか、映像資料を使って学んでいます。

今回使ったのはNHK for Schoolで配信されている映像。子ども向けに編集されたものとはいえ、スタッフたちも勉強になる内容です。
水害の被害に遭った人たちへの取材を通して、その教訓や対策について考えるといった構成でした。

もしこうした災害に遭った時どうすればいいのか、自分の話に置き換えて考える機会になったのではないかと思います。

座学を一通り済ませた後は、大森教室の避難経路を説明しました。

大森教室の避難場所は、250mほど離れたコンビニの駐車場です。
いたって普通の住宅地を直線状に歩いていく経路ですが、災害時にはどのような危険が潜んでいるのか…

実際に歩きながらたしかめてみました!

水害のお話/福島大森教室 いざ移動してみると…
避難先まで来るのに、およそ5分もかからないくらいでした!

しかしこれは普段の環境で、普段の道を歩いたからこその時間です。

「何か気になったことはなかった?」
子どもたちに尋ねてみると、首をかしげる子が多い中、高校生のお子さんが
「マンホールが多かった」
と話してくれました。
これは…とてもいい気づきです!

マンホールの蓋であったり、側溝のグレーチングといったものは、普段は重くて人間の力でもやっと動かせるようなものですが、水害時には強い水流で簡単に流れてしまう可能性があります。
しかも、冠水が起こったら足元も見えない状況…意外なことに、何の変哲もない住宅街の道でも危険な要素は詰まっていると発見できました。

年に4回の防災講話。毎回似たような話の繰り返しになってしまう部分もありますが、繰り返さなければいけないほどに大事な情報でもあります。

ぜひご自宅でも、いざという時に家族がどのように動くか、どこに集合するかなど考える機会を作ってみてください!




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